学校法人関東学院(横浜市金沢区六浦東1ノ50ノ1)は、横浜市教育文化センター跡地の土地を活用して開設する「(仮称)横浜・関内キャンパス」の計画概要を明らかにした。キャンパスには法学部地域創生学科などを移転集約する他、一般利用が可能なホールやギャラリーなどを設置する。同事業には、共同提案者として東畑建築事務所(東京都千代田区)とフジタ(東京都渋谷区)が参画。2022年3月の開校を目指す。事業費は約160億円を見込んでいる。
新キャンパスには、企業や自治体などと連携した社会連携教育を推進するため▽法学部地域創生学科▽経営学部経営学科▽人間共生学部コミュニケーション学科―の関連3学科を中心に移転集約させる。2500人超の学生が利用する大学キャンパス機能に加え、低層部に一般利用が可能なホール、ギャラリー、コワーキングスペースなどを配した施設とする。
規模は地下2階地上17階建て延べ2万5221平方b。建設地は、横浜市中区万代町1ノ1ノ1他の敷地面積2647平方b。現在、既存建物の解体工事をフジタ横浜支店(横浜市神奈川区)が進めている。
新キャンパスの開設を契機に、同学院では現在の横浜・金沢八景キャンパス、横浜・金沢文庫キャンパスの他、湘南・小田原キャンパスについても、各キャンパス機能の有効活用を進めていく方針だ。
提供:建通新聞社