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　社会福祉法人美郷会（理事長佐藤眞杉氏、大阪府枚方市西招堤町１２５３）は、京都市西京区大枝西長町に定員１００人の広域型の特別養護老人ホーム新築を計画している。
　計画によると、京都市立芸術大学の南側に位置する京都市西京区大枝西長町12−25他の敷地４０１８・２７�uを50年定期借地し、Ｓ造（耐火建築物）４階建、延５２５７・２３�uの特別養護老人ホームを建設する。短期入所生活介護（１ユニット・10人）及び通所介護（定員40人）・居宅介護支援事業所の併設を計画。敷地内に23台の駐車場を確保する。
　計画地は市街化調整区域で建ぺい率は60％、容積率は２００％。その他規制は15ｍ第３種高度地区など。
　開発許可等の諸手続きを経て、32年度末までの開所を目指し工事等を進める。
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　急速な高齢化の進行と要介護者の増大により、特養の需要が高まる一方、地価高騰や特養の整備が可能な未利用地が減少傾向にあることを踏まえ、京都市は、14年以降認めていなかった市街化調整区域での特養整備について条件付きで認めることを決め、29年12月の公募から実施。美郷会が第１号となる予定。
　なお美郷会は、京都市伏見区向島清水町に地域密着型の特別養護老人ホーム向島美郷を28年２月に開設。設計は内藤建築事務所。施工は大林組京都支店。