建通新聞社
2018/08/01
【大阪】水都国際中・高 校舎新築は20年度ごろ
大阪市は、公設民営となる中高一貫校「水都国際中学・高校」の整備に向け、新校舎棟の建設やグラウンドの整備などを計画している。新設校は2019年度の開校を見込んでおり、新築工事などは20年度ごろの着手を目指す。総事業費は約60億円を見込んでいる。
新校舎棟やグラウンドは、今年3月に統合により閉校となった南港渚小学校と南港緑小学校の敷地を活用して整備する。整備スケジュールによると、渚小校舎(延べ床面積6076平方b)の大規模改修工事を行い、開校前の準備を整える。開校後、同校敷地内に延べ床面積1万3000平方b規模の新校舎棟を建設し、普通教室などを集約する。新校舎棟の完成後に緑小校舎を解体し、跡地にグラウンドやクラブハウスを整備する。全体完成は22年度を予定している。
基本・実施設計は昭和設計(大阪市北区)が担当。
開校前の大規模改修工事は、7月10日に入札を実施し、ナニワシステム(大阪市浪速区)が落札。落札金額は4億5860万円だった。工期は19年3月31日まで。