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　甲賀市は、計画している「仮称・西部学校給食センター建設事業」について、年度末までの建築工事発注に向け、関係手続を進めている。
　発注方式は一般競争入札を採用する見通し。施設規模は、1階に調理室、2階には見学通路や研修室等を設け防災対応施設として建物の強度を高めた、Ｓ造一部2階建、延約3500平方�bの新センターを予定している。なお、調理に用いるガスのタンク・蓄電池の容量を通常より大きくする方針。
　完成目標は、19年12月頃を想定。20年1月から同年3月末まで給食センター運用準備期間とし、供用開始時の不具合が生じないようしっかりとシュミレーション等を行い、同年4月1日からの供用開始に備える。
　建設事業は、信楽（昭和46年建設）と水口（昭和44年建設）、2つの学校給食センターの老朽化への対応として、新たな給食センター施設の建設を計画。調理場方式はフルドライシステムを採用し、小学校11校、中学校4校、幼稚園・保育園8園に給食を供給するため、1日あたり6500食に対応可能な設備規模を計画、各種工事を過年度に進め、去る7月に施設整備に係る造成工事を、谷口興業（甲賀市）に選定、完成を待ち、最終となる建築工事へと進めることとしている。
　なお、厨房設備工事は去る2月に公募型プロポーザルで中西製作所（京都市伏見区）に選定済み。

提供：滋賀産業新聞