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建通新聞社(中部)
2018/07/31

【愛知】名古屋市 新尾頭荘・南熱田荘を建て替えへ

 名古屋市住宅都市局は、新尾頭荘団地と南熱田荘団地の建て替えに向けた準備を2019年度以降に本格化させる考えだ。南熱田荘は、本年度に実施しているPFI事業化検討調査で建て替えを積極的に検討する14団地の一つ。19年度にも解体実施設計の委託やPFI手法の導入による事業実施準備を進めていく見込み。
 現在の新尾頭荘は、鉄筋コンクリート造9階建て延べ7169平方b。戸数は135戸。南熱田荘の規模は、鉄筋コンクリート造11階建て延べ1万3291平方b。戸数は221戸。両団地とも1棟構成で現地建て替えを計画する。
 本年度は、建て替えに先立ち現況測量を実施する。12月14日までに成果を得て、19年度以降の建物解体設計や新築実施設計、PFI手法を導入する場合の要求水準書案の作成に備える方針。現況測量はMSS(名古屋市中川区)が担当。
 本年度に実施しているPFI事業化検討調査は、市営住宅のPFI導入に向けて事業化する案件を5件程度選定する。検討対象は、大規模団地を中心とする全体34団地のうち、建て替える考えの14団地を対象に、事業化の優先度を決める。優先度を決めるに当たっては、14団地のいずれかと一括して建て替えることで事業効果の発揮が見込める団地(20団地)との組み合わせも検討する。同業務は、ランドブレイン名古屋事務所(名古屋市東区)。

提供:建通新聞社