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日本工業経済新聞社(埼玉)
2018/07/26

【埼玉】埼電協が西日本豪雨で県に義援金を贈呈

 埼玉県電業協会(岡村一巳会長)は23日、西日本豪雨による被災者の生活再建支援として県庁の危機管理防災センターを訪れ、槍田義之危機管理防災部長に義援金を手渡した。
 平成最悪の規模となった西日本豪雨による被害は想定を超える広範囲な地域に深刻な爪痕を残した。土砂崩れや河川の氾濫が多発する中、その後の記録的な暑さが追い打ちをかけ、住民やボランティアに疲労を蓄積させている。
  岡村会長は「時間が経つに従って住民の方々が求めるものも違ってくるでしょう」と話し、長期化することによる心労やプライバシーの問題などを心配。連日報道されている過酷な被災地の状況を思い、身の安全と日常とかけ離れた生活環境に置かれた被災者を案じた。
  槍田部長は義援金への感謝を伝え「我々も全力で支援にあたっています。被災者の方々が1日でも早く通常の生活に戻れるように埼玉県としても一丸となって取り組んでいます」と、岡山県倉敷市への職員派遣の状況や本格的な復旧・復興に向けて迅速な対応を図るために体制整備を確認していることなどを述べた。