石井町は、藍畑字東覚円に計画している「学校給食センター建築その他工事」の設計業務を設計コンペで実施した結果、1等に平島弘之+TEAM28(徳島市)を選定した。2019年2月28日までの期間で基本・実施設計の他、建築許可、諸手続きを進める。委託料見積上限価格は3672万円(税込み)。
今回の設計コンペは6月20日に公告。応募のあった3者が1次審査を通過し、7月19日までに提出されたコンペ案を20日に審査、決定した。2等は橘建築事務所(徳島市)、3等は宮建築設計(同)だった。
主な設計内容は、学校給食センターの新築および周辺外構工事(調理部門、事務供用、外構)。この他、計画地において将来構想に藍畑幼稚園を整備する案(鉄骨造平屋600平方b程度)もあるため、幼稚園の配置計画も合わせて行う。
施設概要は、鉄骨造2階建て延べ2700平方b程度(防災施設を兼ねるため構造重要度係数1・5の耐震建築)。1日最高3000食が調理可能な施設(提供対象は町内学校12施設)とし、食育指導の観点から見学用の施設(30人程度)も設置する方針。将来構想の藍畑幼稚園は、鉄骨造平屋600平方b程度、職員数7人、園児数45人を想定している。
着工時期など詳細スケジュールは現時点では未定だが、工事費は8億5000万円程度(税別、厨房設備、外構、幼稚園等は除く)を見込んでいる。
提供:建通新聞社