福井県は18年度、福井市西木田4丁目の西木田第2地区において、急傾斜地崩壊対策事業に新規着手した。
完成予定は24年度で、全体事業費は3億1500万円(うち用地および補償費800万円)を見込んでいる。
西木田第2地区は、人家20戸および市道を保全対象に含む最大がけ高41メートル、最大勾配55度の急傾斜地。
近年、斜面の小崩壊が発生するなど斜面の風化が進んでおり、今後の豪雨時にはがけ崩れが発生する恐れがあるため、早急な対策工事が必要となっている。
全体事業内容は全体計画延長250メートル、擁壁工(新設)139メートル、(補強)111メートル、調査測量設計一式、用地補償一式。初年度の予算額は2100万円(うち用地および補償費ゼロ)で、調査測量設計一式を推進する計画だ。