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　静岡市は、新清水庁舎建設に当たり、建設地の西側（ＪＲ清水駅東口と建設地の間）に、（仮）新庁舎軸として自動車動線を確保する考え。歩行者動線は、ＪＲ清水駅と新庁舎をペデストリアンデッキで接続させる。どちらも基本計画案の中に盛り込む方向で、検討している。
　清水駅東口周辺の新庁舎の在り方を検討する中で、三つの柱を打ち出している。
　一つは、清水区各方面から可能なアクセス環境。自動車は、（仮）新庁舎軸からのアクセスを主体とする方針。港湾全体の産業観光動線である臨港道路軸への交通負荷を抑制するもの。
　自動車、自転車、歩行者、それぞれの利便性と安全性に配慮したアクセス環境整備では、静岡清水自転車動線を軸とする。
　二つ目は、清水駅やマリナート、江尻漁港に直結した空中レベルの歩行者動線。
　新たな歩行者動線として、ＪＲ清水駅と新庁舎をペデストリアンデッキで接続し、駅西側市街地の駐車場利用者や公共交通機関利用者の利便性を高める。
　三つ目は、周辺エリア、施設とのつながり。商業エリア、漁港エリア、周辺施設とイベントなどで連携する。また、まちなかのストックを活用して、機能の一部を庁舎外に置くことで、市民との協働の場を設ける。
　建設場所は清水駅東口公園（清水区袖師町２００１他）。



提供：建通新聞社
（2018/7/27）

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