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　東北地方整備局は26日、ＷＴＯ対象となる東北中央自動車道・掛田トンネル工事の総合評価（技術提案評価型）一般競争を公告した。経審の一般土木・客観点１２００点以上が対象。設計照査や施工計画等に３次元モデルを活用するＣＩＭ活用工事（発注者指定型）となる。段階的選抜方式の適用工事で、１次審査の申請期限８月21日。11月26日午前10時開札。
　相馬福島道路霊山〜福島に建設する同トンネル（４２１�b）の掘削・覆工。使用資機材はコンクリート約１万１２００立方�b、鉄筋約５００�d、Ｈ形鋼約５３０�d、ロックボルト約３１０�dを見込んでいる。工期32年５月13日。伊達市霊山町掛田字小平山〜保原町柱田字滝ノ入地内。コンクリート構造物品質確保対策の試行工事。発注見通しにおける概算工事規模は15〜30億円。
　入札参加者の実績要件は�@内空断面積（代表値の覆工後の内空面積）80平方�b以上�A掘削・覆工両施工延長３００�b以上のトンネル工事（ＮＡＴＭ工法）―の元請施工（15年度以降）。
　入札は東北地整が受発注者の負担軽減策として取り組む段階的選抜方式で、１次審査（簡易技術資料）で評価点上位８者と選抜回数の少ない２者を選抜し、２次審査で価格と技術提案書を評価する。２次審査の申請期限10月３日。提案テーマは「品質保持と耐久性確保について配慮すべき事項」。
　予定価格作成の参考とするため、同11日まで見積書を提出する。