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　富山大学都市デザイン学部開設記念式典が２５日、富山市の富山国際会議場で大学や地元の関係者ら約３００人が出席し開催された。
　冒頭、遠藤俊郎学長が「ナノレベルから地球レベルの多様な課題を解決し、安全・安心に暮らせる持続可能な都市と社会の創造を目標とし、大学創生の柱として発展することが求められる。安全・安心な都市建設、災害・防災の対応、インフラ維持管理など様々な期待を頂いており、地域社会にさらなる貢献を果たすことのできる大学、学部を創出していく」とあいさつ。森次郎文部科学省国立大学法人支援課長補佐（高等教育局長代理）、山本修県公営企業管理者（知事代理）が祝辞を述べ、渡邊了学部長が学部の概要を説明した。
　引き続き、清水建設の竹内真幸フロンティア開発室海洋開発部上席エンジニアが「夢からはじめる都市構想！海洋未来都市ＧＲＥＥＮ　ＦＬＯＡＴ」と題し、記念講演を行った。
　９番目の学部として４月に開設。▽自然災害の予測やリスク管理を学ぶ「地球システム科学科」▽土木技術の基礎、都市と交通の創造を学ぶ「都市・交通デザイン学科」▽社会基盤材料の開発を学ぶ「材料デザイン工学科」―の３学科で構成。第１期生は１４９人。