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滋賀産業新聞
2018/07/26
【滋賀】県大津土木 おぼろ池川支流の砂防堰堤
県大津土木事務所が昨年度から新規事業として着手した、大津市滋賀里3丁目のおぼろ池川支流の砂防堰堤整備は、今年度に設計・調査等委託業務を行い、来年度後半以降に着工を見込む。
おぼろ池川は住宅地を流れる水路で、その上流に高さ12・5㍍、堤長77㍍の透過型堰堤と、渓流保全工および管理用道路を設ける計画。昨年度に地形測量・土質調査業務および詳細設計（正和設計・大津市）を委託済み。その結果、砂防堰堤の築造により堰堤に堆積した土砂が渓流付近を走る林道にあふれる可能性があることが明らかになったため、林道の付け替え道路を整備することに決めた。今年度は係る設計・調査業務に取り組む。年度後半からは用地関係に取りかかり、来年度の後半に着工、3年程度かけて整備を進めていく考え。工事では、狭隘な現場への進入路を整備した上、付け替え道路および砂防堰堤と付随する渓流保全工および管理用道路を整備する。
また、同じく昨年度に新規事業化された比叡平地区の急傾斜地崩壊対策は、今年度後半から用地関係に取りかかり、年度内から来年度はじめにＬ220㍍にわたって重力式擁壁を設ける工事の着手を目指す。このほか、かねてより進めている若葉台地区の急傾斜地対策は、4地区あるうち残る第2・第3地区の擁壁工整備に向かう。
若葉台地区の擁壁工は、第1・第4地区は完了しており今後、第3地区（設計＝石居設計・彦根市）の重力式擁壁工（Ｌ160㍍）を今年度末に発注し来年度から本格化する予定。また、第2地区については、昨年度に発注済みの詳細設計（湖北エンジニアリング・長浜市）を今後取りまとめ、近く用地調査を発注、来年度に用地をまとめて再来年度に着工したい考え。
提供：滋賀産業新聞
おぼろ池川は住宅地を流れる水路で、その上流に高さ12・5㍍、堤長77㍍の透過型堰堤と、渓流保全工および管理用道路を設ける計画。昨年度に地形測量・土質調査業務および詳細設計（正和設計・大津市）を委託済み。その結果、砂防堰堤の築造により堰堤に堆積した土砂が渓流付近を走る林道にあふれる可能性があることが明らかになったため、林道の付け替え道路を整備することに決めた。今年度は係る設計・調査業務に取り組む。年度後半からは用地関係に取りかかり、来年度の後半に着工、3年程度かけて整備を進めていく考え。工事では、狭隘な現場への進入路を整備した上、付け替え道路および砂防堰堤と付随する渓流保全工および管理用道路を整備する。
また、同じく昨年度に新規事業化された比叡平地区の急傾斜地崩壊対策は、今年度後半から用地関係に取りかかり、年度内から来年度はじめにＬ220㍍にわたって重力式擁壁を設ける工事の着手を目指す。このほか、かねてより進めている若葉台地区の急傾斜地対策は、4地区あるうち残る第2・第3地区の擁壁工整備に向かう。
若葉台地区の擁壁工は、第1・第4地区は完了しており今後、第3地区（設計＝石居設計・彦根市）の重力式擁壁工（Ｌ160㍍）を今年度末に発注し来年度から本格化する予定。また、第2地区については、昨年度に発注済みの詳細設計（湖北エンジニアリング・長浜市）を今後取りまとめ、近く用地調査を発注、来年度に用地をまとめて再来年度に着工したい考え。
提供：滋賀産業新聞
