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日本工業経済新聞社（茨城）
2018/07/24
【茨城】日立市が18年度実施計画公表／大甕駅周辺整備に30億円
日立市が２０１８年度実施計画を公表した。主な事業としては大甕駅周辺地区整備事業に30億４９１９万円、豊浦小学校校舎改築事業に９億１８５８万８０００円、南部地区消防庁舎整備事業に７億５８２６万６０００円、新庁舎建設事業（第２期工事など）に17億９０２０万円を設定している。新規では常陸太田市と共同で進める（仮称）真弓トンネルを含む金沢町地内道路整備事業に１億31万４０００円を計上した。
同計画は市総合計画後期基本計画（17～21年度）に掲げた各施策の推進を図るためにまとめた。本年度当初予算計上分を対象に策定している。
施策体系は◇福祉・医療「健やかで安心して暮らせるまち」◇教育・文化「人と文化をつくるまち」◇産業「活力ある産業のまち」◇都市基盤「都市機能が充実したまち」◇生活環境「安全で環境にやさしいまち」◇協働「みんなで築くまち」―の６項目。
体系別で見ると福祉・医療では、私立保育園整備費助成事業、はなやま認定こども園建設事業、鳩が丘障害者福祉施設再整備事業などに取り組む。
私立保育園整備費助成事業は、認可保育園「（仮称）根道ヶ丘保育園（定員66人）」の開設を補助するもの。整備地は旧根道ヶ丘幼稚園の跡地。同施設開設により保育の量的拡大および保育環境整備を図る。設置者は（仮称）社会福祉法人圭愛会。
はなやま認定こども園は建設から約50年が経過して老朽化への対応や耐震性の確保が課題となっている塙山幼稚園（金沢町２―10―23）とかねさわ保育園（金沢町２―５―23）を統合し、塙山幼稚園の建設地に新たな認定こども園を整備するもの。規模はＷ造（一部ＲＣ造）２階建て、延べ１０８１・４㎡。設計は㈱三上建築事務所（水戸市）が策定。６月25日に工事を公告し、今月31日に開札する。
教育・文化では豊浦小学校校舎改築事業、日高小学校校舎改築事業、運動公園施設整備事業などを推進する。
豊浦小学校校舎は老朽化が進んでおり、大半が耐震基準を満たしていない状態。そのため、４棟のうち耐震性のある１棟を除き取り壊し、建て替えを行う。耐震性を有する棟は全面的なリニューアルを施す。設計は㈱桂設計（東京都新宿区）がまとめた。規模は改築がＲＣ造３階建て、延べ約５２５８㎡。大規模改修が延べ約１６６５㎡。３分離で工事を公告しており、31日に開札する。
日高小学校校舎は建設から40年以上が経過している。耐震改修促進法に基づき大規模建築物の耐震診断を行った結果、危険性が高いと判断されたため敷地内で校舎を建て替える。設計は㈱三上建築事務所（水戸市）。工事は19年度からを予定。
運動公園施設整備事業は長寿命化計画に基づいた改修を実施して利便性と安全性の向上を図るもの。本年度は19年度の茨城国体開催に向けた駐車場の整備や野球場のスコアボード改修などを実施する。
産業関係では日立港区整備や日立港区第３ふ頭地区整備、かみね公園の再整備などを実施する。
かみね公園では17年度から新獣舎（はちゅウるい館）の工事に着手。日立土木・益三建設・藤和建設ＪＶが施工している。本年度はニホンザル舎の整備に向けて㈱柴建築設計事務所（水戸市）が設計をまとめているところ。
都市基盤関係では大甕駅周辺地区整備事業や金沢町地内道路整備事業、水道施設の更新事業などを進める。
大甕駅周辺地区整備事業は、ひたちＢＲＴと一体的な都市基盤整備を進め、市南部の玄関口としてふさわしい魅力あるまちづくりの推進を図るもの。事業内容は駅舎改築および東西自由通路の整備（Ｌ81ｍ、Ｗ５・５ｍ）、南北アクセス道路（県道日立港線～大甕北通り区間、Ｌ１２００ｍ、Ｗ13ｍ）、西口駅前広場の整備（Ａ約４５００㎡）など。また東口広場の施設整備工事について本年度にＪＲと工事委託契約を締結した。
金沢町地内道路整備事業は、常陸太田市とともに山側道路から西へ向かう市道６７５０号線（（仮）真弓トンネル）の整備を行うもの。常陸太田市との地域間交流の促進や産業振興、国道６号の流入抑制による交通渋滞緩和が期待される。
水道施設の更新事業は12年に策定した水道施設更新計画に基づき実施する。配水管、導水管、送水管を更新することで耐震化し、水道水の安定供給を図る。
生活環境では南部地区消防庁舎整備事業や清掃センター計画修繕事業を推進する。南部地区消防庁舎整備事業は老朽化が著しい臨港消防署、臨港消防署久慈出張所および多賀消防署大沼出張所の機能を集約する形で新設するもので、基本・実施設計を日木産業㈱（日立市）が策定。規模はＲＣ造３階建て、延べ２８２２・０４㎡。20年４月の供用開始を目指す。工事はすでに一般競争入札で公告済み。開札は７月31日。
協働の項目では新庁舎建設や公共施設マネジメント推進事業などを盛り込んでいる。
新庁舎建設は大屋根の整備などを行う第２期工事を竹中工務店・鈴縫工業・秋山工務店（日立市）・岡部工務店ＪＶが施工している。
同計画は市総合計画後期基本計画（17～21年度）に掲げた各施策の推進を図るためにまとめた。本年度当初予算計上分を対象に策定している。
施策体系は◇福祉・医療「健やかで安心して暮らせるまち」◇教育・文化「人と文化をつくるまち」◇産業「活力ある産業のまち」◇都市基盤「都市機能が充実したまち」◇生活環境「安全で環境にやさしいまち」◇協働「みんなで築くまち」―の６項目。
体系別で見ると福祉・医療では、私立保育園整備費助成事業、はなやま認定こども園建設事業、鳩が丘障害者福祉施設再整備事業などに取り組む。
私立保育園整備費助成事業は、認可保育園「（仮称）根道ヶ丘保育園（定員66人）」の開設を補助するもの。整備地は旧根道ヶ丘幼稚園の跡地。同施設開設により保育の量的拡大および保育環境整備を図る。設置者は（仮称）社会福祉法人圭愛会。
はなやま認定こども園は建設から約50年が経過して老朽化への対応や耐震性の確保が課題となっている塙山幼稚園（金沢町２―10―23）とかねさわ保育園（金沢町２―５―23）を統合し、塙山幼稚園の建設地に新たな認定こども園を整備するもの。規模はＷ造（一部ＲＣ造）２階建て、延べ１０８１・４㎡。設計は㈱三上建築事務所（水戸市）が策定。６月25日に工事を公告し、今月31日に開札する。
教育・文化では豊浦小学校校舎改築事業、日高小学校校舎改築事業、運動公園施設整備事業などを推進する。
豊浦小学校校舎は老朽化が進んでおり、大半が耐震基準を満たしていない状態。そのため、４棟のうち耐震性のある１棟を除き取り壊し、建て替えを行う。耐震性を有する棟は全面的なリニューアルを施す。設計は㈱桂設計（東京都新宿区）がまとめた。規模は改築がＲＣ造３階建て、延べ約５２５８㎡。大規模改修が延べ約１６６５㎡。３分離で工事を公告しており、31日に開札する。
日高小学校校舎は建設から40年以上が経過している。耐震改修促進法に基づき大規模建築物の耐震診断を行った結果、危険性が高いと判断されたため敷地内で校舎を建て替える。設計は㈱三上建築事務所（水戸市）。工事は19年度からを予定。
運動公園施設整備事業は長寿命化計画に基づいた改修を実施して利便性と安全性の向上を図るもの。本年度は19年度の茨城国体開催に向けた駐車場の整備や野球場のスコアボード改修などを実施する。
産業関係では日立港区整備や日立港区第３ふ頭地区整備、かみね公園の再整備などを実施する。
かみね公園では17年度から新獣舎（はちゅウるい館）の工事に着手。日立土木・益三建設・藤和建設ＪＶが施工している。本年度はニホンザル舎の整備に向けて㈱柴建築設計事務所（水戸市）が設計をまとめているところ。
都市基盤関係では大甕駅周辺地区整備事業や金沢町地内道路整備事業、水道施設の更新事業などを進める。
大甕駅周辺地区整備事業は、ひたちＢＲＴと一体的な都市基盤整備を進め、市南部の玄関口としてふさわしい魅力あるまちづくりの推進を図るもの。事業内容は駅舎改築および東西自由通路の整備（Ｌ81ｍ、Ｗ５・５ｍ）、南北アクセス道路（県道日立港線～大甕北通り区間、Ｌ１２００ｍ、Ｗ13ｍ）、西口駅前広場の整備（Ａ約４５００㎡）など。また東口広場の施設整備工事について本年度にＪＲと工事委託契約を締結した。
金沢町地内道路整備事業は、常陸太田市とともに山側道路から西へ向かう市道６７５０号線（（仮）真弓トンネル）の整備を行うもの。常陸太田市との地域間交流の促進や産業振興、国道６号の流入抑制による交通渋滞緩和が期待される。
水道施設の更新事業は12年に策定した水道施設更新計画に基づき実施する。配水管、導水管、送水管を更新することで耐震化し、水道水の安定供給を図る。
生活環境では南部地区消防庁舎整備事業や清掃センター計画修繕事業を推進する。南部地区消防庁舎整備事業は老朽化が著しい臨港消防署、臨港消防署久慈出張所および多賀消防署大沼出張所の機能を集約する形で新設するもので、基本・実施設計を日木産業㈱（日立市）が策定。規模はＲＣ造３階建て、延べ２８２２・０４㎡。20年４月の供用開始を目指す。工事はすでに一般競争入札で公告済み。開札は７月31日。
協働の項目では新庁舎建設や公共施設マネジメント推進事業などを盛り込んでいる。
新庁舎建設は大屋根の整備などを行う第２期工事を竹中工務店・鈴縫工業・秋山工務店（日立市）・岡部工務店ＪＶが施工している。
