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　国道３５７号東京湾岸道路八景島〜夏島間の着工式が７月22日、横須賀市内で行われた。式には、国土交通省関東地方整備局の泊宏局長、横須賀市の上地克明市長の他、小泉進次郎衆議院議員ら地元選出の国会議員などが出席し、工事の無事故を祈ってくわ入れを行った。式を主催した泊局長は、同区間が整備されることで「地域のさらなる発展につながることが期待される。国土交通省としては早期の開通を目指して事業を推進していく」と話した。
　また、上地市長は「横須賀市にとって悲願であった八景島〜夏島間が着工を迎えたことをとてもうれしく思っている」と話すとともに、「三浦半島地域の幹線道路ネットワークを増強する第一歩。このネットワークが完成することにより、物流がスムーズになるだけでなく、災害時の緊急輸送道路としても大いに期待される」とし、夏島以南の整備に期待を示した。
　小泉衆議院議員は「30年止まっていた事業が動き出すためにどれほどの苦労があったか想像に余りある。今日、この日を迎えることができたことに、全ての関係者に感謝したい」とあいさつした。
　今回着工する八景島〜夏島間は延長２・３�`。追浜公園の東側から野島水路に沿う形で北上し、日産自動車追浜工場の横を通り、金沢航路を長大橋で超え八景島に渡り、既に整備されている区間につながる。道路構造は全線高架の４車線。今後の設計検討の中で橋脚の形状や配置などについて関係者と協議しながら具体化していく。

提供：建通新聞社