京都市住宅供給公社は23日、伏見区向島の向島第4・5駐車場用地の活用について、優先交渉事業者として家具・インテリア販売の潟jトリ(代表取締役社長白井俊之氏、札幌市北区)を選定したと発表した。
選定講評によると「ニトリの店舗は商圏が広く、ニュータウン外からの新たな顧客の獲得に繋がるだけでなく、新たな客層(30〜40代のファミリーや女性客)の発掘が期待でき、さらに敷地内にカフェ等の日常使いできる施設を併設するという魅力的な提案」と評価。ニトリの評価点は86点(100点満点)で、スーパーマーケットの1社の評価点は66点(前同)だった。
今後、8月上旬にニトリと事業用定期借地権設定契約を締結し、9月1日に土地引渡し(賃貸開始)を行い、施設の開業は31年8月上旬を目指す。
国道24号に面する向島第4・5駐車場用地(京都市伏見区向島四ツ谷池14−50他)は敷地面積が9555・02u。用途地域は商業地域(建ぺい率50%、容積率300%)で、高度地区は31m高度地区。
新たな賑わい施設の用地に転用するため、向島ニュータウンの賑わいや利便性の向上に寄与する施設を整備・運営する事業者を募集していた。
地代は最低額を月額450万円とし、事業者から提案された額とする。