県総務部営繕課は、鳥取市江津にある県立中央病院の建て替えに伴い計画されている同病院に隣接する県立養護学校連絡棟新築外整備工事の実施設計業務など委託業務2件を近く発注する。
鳥取養護学校連絡棟新築外整備工事は、病院棟と学校とを接続する連絡棟の建て替え、渡り廊下、車寄せ新築のほか、鉄筋コンクリート造2階建ての管理教室棟、特別教室棟、体育館棟の内部改修。総工費は2億5400万円あまりを見込んでおり、2019年度から工事に入る見通し。近く発注する実施設計業務の予算額は約1200万円を見込んでおり、建築設計Aランクを発注対象とする。業務期間は19年2月18日。
そのうち、概算工事費約1億4200万円を見込む連絡棟など新築工事は19年度の工事を計画している。建物規模は、連絡棟が鉄筋コンクリート造平屋建て約240平方b、渡り廊下が鉄筋コンクリート造平屋建て約80平方b、車寄せが鉄骨造平屋建て約70平方bと約40平方b。
また、18年度から2カ年計画で改修する同病院の外来棟に鳥取療育園が移転するのに伴い内部改修する鳥取養護学校の管理教室棟は5156平方b、特別教室棟は1767平方b、体育館棟は1204平方b。施工時期が夏休み期間に限定されるため、19年度から22年度までの4期に分けて施工する。概算工事費は約1億1200万円を見込んでいる。
このほか、県内補償関係コンを対象とした県立鳥取西高校整備事業の地盤変動影響調査業務委託(事後調査)を発注する。概算委託費は1100万円あまりを見込んでいる。
日刊建設工業新聞