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　小山町は、農村活性化センター特産品製造拠点整備事業で、公募型プロポーザル方式により、整備に必要な調査・設計・工事完了までの業務を一括で請け負う優先交渉権者を選定する。７月23日に現場説明会を同センターで行い、参加表明書を25日まで受け付ける。
　技術提案書の提出期限は８月27日まで。30日のプレゼンテーションとヒアリングを経て、31日に選定業者の決定を通知する。履行期間は２０１９年１月31日まで、上限提案額は４１６２万円（税込み）。
　参加資格の条件は、小山町に本社または営業所を置く建設業許可を受けている者で、経営事業審査結果の総合評定値が７７０点以上の者、一級建築施工管理技士の技術者を配置できる者―など。
　同センターは、総合計画に掲げる６次産業化の取り組みを充実させるための拠点として05年に建設された。地域農業の振興と特産物の開発や普及、町内で生産される農産物に付加価値を高めるための加工や体験学習を推進し、また、中山間地域の農業の健全な発展と地域の活性化および町内外の人々との交流を図ることを目的にしている。所在地は道の駅「ふじおやま」に隣接する用沢56ノ１。
　設計・施工一括業務では、地域農業の基幹である米やもち米を活用する菓子製造室を新たに整備するとともに、冷凍冷蔵庫を設置し、既存厨房（ちゅうぼう）を改造して生産性を向上させ、製造品目と数量の大幅な増加を図る。また、販売スペースを設け、直接販売を可能にする。
　書類の提出先は、農林課　電話０５５０（７６）６１２１。



提供：建通新聞社
（2018/7/20）

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