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建通新聞社四国
2018/07/20

【愛媛】肱川氾濫 河川整備計画見直しも

「平成30年7月豪雨」による肱川の氾濫では多くの家屋が浸水、流域一帯で甚大な被害が発生した。大洲河川国道事務所によると、大洲市東大洲地区の浸水面積は約440f、東京ドームに換算すると94個分に相当する浸水被害があった。これから本復旧に向けた設計、工事に入る。
 ただ、中長期的には、現在の肱川水系河川整備計画に基づく改修の迅速な実施を検討する一方、今回の氾濫被害の要因を速やかに調査・検証し、河川整備計画を見直して恒久的かつ抜本的な治水対策を講じることも視野に入れる。
 また、今回の氾濫被害で損傷した堤防など河川管理施設、河川沿いの道路について早期復旧を図る。
 肱川流域の豪雨時には、都谷川樋門付近で肱川の流れが暫定堤防を越えて氾濫が発生、東大洲地区が最大水深約4・5bの浸水。幹線道路である国道56号十夜ケ橋付近では同約2・8bとなり、記録的な豪雨災害となった。

提供:建通新聞社