日本工業経済新聞社(群馬)
2018/07/19
【群馬】2017年度優良事務所表彰を実施
国土交通省八ッ場ダム工事事務所(朝田将所長)は18日、2017年度優良工事等事務所長表彰式を行った。17年度に完成・完了した業務から工事関係は全25件中、優良工事・優秀工事技術者表彰1件、功労表彰8件を選定。業務関係は全28件のうち優良業務・優秀技術者表彰2件が選ばれた。
朝田所長は受賞した企業の代表者および技術者のひとりひとりに担当した事業への感謝の意を伝えた後に表彰状を手渡た。その後のあいさつでは「ダム本体の建設は高さベースで7〜8割まで進んでいる。全国から注目される中、施工条件や工期などの制約がかかる現場で歯を食いしばって活躍する皆さまの存在を学ばせていただいた」とし「建設業界は3Kと呼ばるなどの逆風の時代から変わりつつある。業界が必要とされる一方、人手不足や生産性向上などの課題が持ち上がっている。卓越した技術力を持つ皆さまと私たち発注者が密に交流し、こういった課題に対応していきたい」と持論を語った。
その後、受賞者を代表して美才治・清水経常建設共同企業体(長野原町・高崎市)の美才治章氏が謝辞を奉読。今回の受賞を励みに、より一層の技術の研さんを誓った。