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建通新聞社(神奈川)
2018/07/19

【神奈川】平塚市 見附台整備・運営で民間事業者募集

 平塚市は、(仮称)新文化センター建設などの見附台周辺地区整備・管理運営事業(A・Cブロック)について、PFI法のDBO方式を採用し実施する民間事業者の募集を開始した。募集期限は11月5日まで。提案価格の上限は132億3400万円。また、同事業では公的不動産を有効活用するため事業用地の一部に定期借地権を設定し、付帯事業として民間収益施設を誘致する。
 今後の計画として、11月下旬に事業者を選定し、12月上旬には基本協定を締結、2019年3月に特定事業契約締結と指定管理者の指定を見込む。新文化センターの開館や見附台公園の供用開始は22年3月の予定。
 参加資格は、同事業への参加を希望する複数の企業で構成するグループ。グループの構成は、設計と建設、維持管理、運営、付帯事業実施などの各企業。募集に当たり設計や建設などに関する条件として、要求水準書(案)を4月に公表している。
 同事業は見附台周辺地区において、文化の創造拠点として新文化センターを中核に、にぎわい創出のために商業・業務施設などを誘致し、公園・緑地機能を高めることで魅力ある空間と豊かな街並みを創出。エリア面積約2・5fの同地区は、JR平塚駅西口から北西約300bに位置することから、再整備により地区全体の利便性向上だけなく、中心市街地の活性化も期待されている。
 各施設の詳細は事業者の提案により決定するが、現時点での方向性や要望として、新文化センターには客席数1200席以上の大ホールや、200人収容の多目的ホールなどを整備。見附台公園は現況以上の面積や災害時の一次避難場所としての機能を確保し、にぎわいを創出する商業・業務機能を誘致する民間収益施設は、青少年の健全育成に影響を及ぼさないことを求めている。

提供:建通新聞社