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建通新聞社(神奈川)
2018/07/18

【神奈川】横浜市 次期建替は池上小、榎が丘小、勝田小

 横浜市は7月17日、「小・中学校の建て替えに関する基本方針」(2017年5月)に基づく次期建て替え対象校として▽池上小学校(神奈川区)▽榎が丘小学校(青葉区)▽勝田小学校(都筑区)―の3校を選定したと発表した。18年度は地域などとの調整を進めつつ、基本構想の検討に乗り出す方針。19〜20年度の設計を経て、21年度の工事着手、23年度以降の完成を見込む。
 小・中学校の建て替えに関する基本方針では、1981年度以前に校舎を建設した小・中学校385校を51年度までに建て替えることとし、一部の建て替えの前倒しで約1兆円を試算する事業費の平準化などに取り組む。17年度に初弾の建て替え対象校として▽上菅田小学校(保土ケ谷区)▽都岡小学校(旭区)▽汐見台小学校(磯子区)―の3校を選んでおり、18年度から設計を進める。
 次期建て替え対象校のうち、池上小は隣接する菅田小学校との統合を地域などと検討。今年4月下旬までに▽現在の両校の通学区域を合わせて統合校の通学区域にする▽池上小の校舎を統合校で使う▽21年4月に統合する―との方向性を整理していた。
 また、榎が丘小と勝田小の2校は、廊下に沿って教室が並んでいない「バッテリー/クラスター型」の教室配置となっており、建て替えを通じて機能改善を図る。

提供:建通新聞社