愛知県建設部は、西三河南部地区新設特別支援学校(仮称)の基本設計を委託するため、簡易公募型プロポーザルを実施した結果、安井建築設計事務所名古屋事務所(名古屋市東区)を特定した。2018年度中に基本設計をまとめ、19年度に実施設計、20〜21年度に工事を行う予定。22年4月の開校を目指す。
同部は、設計などの委託業務で、18年度から簡易公募型プロポーザル方式を導入。今回の設計業務が同方式を採用した第1弾の委託業務となった。プロポーザルには同社を含め7者が参加。このうち上位5者に技術提案書の提出を求めた。
特別支援学校は、西尾市須脇町に建設する。規模は、校舎・体育館・プール付属棟・屋外体育器具庫など合わせて1万2928平方b。鉄骨造とする。この他、屋外プール、グラウンド、駐車場などの設計も行う。
今回の特別支援学校の新設整備は、知的障害に対応する安城特別支援学校の生徒増加による教室不足と、肢体不自由に対応する岡崎特別支援学校の長時間通学の緩和を目的としたもの。県で初めての知的障害と肢体不自由の併設校となる。
提供:建通新聞社