富山県厚生部高齢福祉課は、高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業支援計画をまとめ、特別養護老人ホーム66床(高岡、砺波圏域)などの基盤整備目標を示した。
現行計画を見直し、新たに18年度から20年度までの3カ年を計画期間とする。地域包括ケア体制の深化・推進を基本目標に、▽高齢者の健康・生きがいづくり▽介護サービスの充実と地域包括ケアシステムの深化・推進、体制づくり―を施策の柱に定めた。具体的な施策として訪問介護事業所や訪問看護ステーションの整備、富山型デイサービスの施設整備に対する補助、個室・ユニット化の整備推進、サービス付き高齢者向け住宅の供給促進などを挙げた。
計画期間中に65歳以上の人口が2・1%、要介護(要支援)認定者が6・6%増加することを踏まえ、主な介護サービス量の見込みを明らかにした。施設の整備目標では、介護老人福祉施設(特養ホーム)66床、認知症高齢者グループホーム180床、介護専用型特定施設(地域密着型含む)150床を設置することを盛り込んだ。
圏域別の内訳は次の通り。
▽特養ホーム
・高岡 18年度=20床
・砺波 18年度=17床、20年度=29床
▽グループホーム
・新川 18年度=18床、19年度=9床、20年度=18床
・富山 19年度=54床、20年度=36床
・高岡 19年度=18床
・砺波 19年度=18床、20年度=9床
▽介護専用型特定施設
・富山 19年度=75床、20年度=75床