NEXCO西日本四国支社は、豪雨災害により橋梁上部が流出した高知自動車道上り線「立川橋」(高知県大豊町立川上名)について、復旧に相当な時間が掛かるとの認識を示している。
被害が起こったのは、高知自動車道上り線の立川トンネル南側坑口付近。長期間降り続く大雨の影響で、大規模な土砂崩れが発生し、隣接する立川橋の橋長63・5bの流出したのが7日朝に見つかった。大雨の影響で、前日から被災箇所を含む川之江ジャンクション〜大豊インターチェンジは通行止めとなっていたため、人的被害はなかった。
今後について同支社は、残っている橋脚の健全度調査を進めるが、復旧のメドはたっておらず「相当な時間を要する」としている。対岸にある下り線については、応急復旧が完了し、13日に一部区間(延長8`)で片側1車線の対面通行を開始する。
なお、橋梁流出の要因となった土砂崩れの復旧については、県か国が実施する方向で調整する。
提供:建通新聞社