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群馬県治水砂防協会（関根圀男会長＝県議会議員）は12日、前橋市の群馬県商工連会館で２０１８年度の通常総会を開催した。役員改選について審議され、関根会長の続投が決まったほか、18年度の事業計画など全議案が可決となった。
関根会長は「地震や豪雨など大きな災害はいつ起きてもおかしくない。安全安心な生活を守るためにも防災意識の向上は欠かせない」とあいさつした。
来賓には、反町敦副知事や県議会の星名建市副議長、全国治水砂防協会技術顧問の西山幸治氏らが出席し、祝辞を述べた。
事業計画には、治水砂防に関する事業の普及促進に向けて◇砂防、地すべり対策、急傾斜地崩壊対策事業の促進と予算確保◇事業の円滑な運営を図るための関係機関との交流◇事業の調査研究と諸会議への参加協力◇事業に関わる技術・知識の向上のための講習会、研修会などの参加協力◇事業に関する啓発宣伝活動◇浅間山や草津白根山など、近年活発化する火山活動に起因する土砂災害対策事業の促進と予算確保―などを盛り込んだ。
総会後、西山氏が「安全な地域づくりと砂防」と題した講演を行った。