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　新潟県は１２日、新潟市中央区美咲町１丁目地内「美咲町県有地」を、不動産業の大倉商事（新潟市中央区）に売却したと発表した。
　最低売却価格６億８４０万円に設定し、契約額も同額。対象が美咲町１丁目６６４番７０２の敷地面積１万１９３９・２３平方メートル。用途地域は工業地域（建ぺい率６０％、容積率２００％）とし、商業業務用地が中心となる。１７年１２月１日の入札で参加者がゼロのため不調に終わり、１２月２８日まで期間を延長し、先着順で売却先を公募していた。
　美咲町県有地に関しては、日本赤十字社が将来的な血液センターの建設用地９８１４・３８平方メートルを取得しているほか、本間組・鳥屋野不動産グループが事業用地として、２万２９５２・７９平方メートルを購入。今回の案件が美咲町県有地の残る１区画となっていた。