富山市は、PFI手法(BTO方式)で進める「富山市斎場再整備事業」の公募プロポーザルに係る募集要領を公」表した。9月19〜21日に参加表明書を、10月29〜31日に提案書を受け付ける。
主な応募要件は▽施設の設計▽施設の施工▽施工監理▽火葬炉の設計、施工、保守管理▽火葬炉運転・業務▽現斎場の解体撤去―などを行う企業が、構成員または協力企業としてグループにいること。参加資格として、設計・監理企業は一級建築士事務所の登録、建設企業は土木一式または建築一式の総合評価値945点以上ある1社以上を含むことが求められる。
11月下旬のプレゼン・ヒアリングを経て、12月上旬に優先交渉権者を決める。優先交渉権者は、19年2月の仮事業契約締結までに、会社法に定める株式会社として本事業を実施するSPCを市内に設立すること。3月市議会の議決をもって本契約を締結とする。
同事業は、現在地敷地内(西番135番地)において既存施設を稼働させながら新斎場を建て替えるもの。新斎場は延べ床面積が3320平方メートル、駐車場面積が4095平方メートル。19年度から設計、建設を進め、21年度内の供用開始を目指す。事業期間は41年3月末まで。提案価格の上限価格は67億2600万円。