大月町は、道の駅「ふれあいパーク・大月」を再整備するため、多機能拠点基本計画を策定した。今後は2018年度内に有効な補助金など財源確保の検討を進め、詳細な計画スケジュールを詰める。順調なら19年度に設計を外注する。
整備計画では、現在のふるさとセンター北側の既存擁壁を解体し造成、その敷地に物販棟を新築する。また既存のふるさとセンターを解体しセンター・飲食棟新築を段階的に行う。現段階で想定する各施設の規模は、物販棟が木造2階建て延べ700平方bで1階部分に売店と市場、2階部分に事務室を配置する。またセンター棟は木造平屋1000平方bでフードコートや観光案内、ターミナル待合・休憩スペース、会議室などを配置する。両棟の間には中庭を整備する。
事業スケジュールでは、第1期、第2期に分け進める計画。第1期事業では、ふるさとセンター北側造成、物販棟新築、既存擁壁の解体、造成および再整備、敷地北側にあるわんぱく広場への駐車場整備と主要建築物までの通路整備、わんぱく広場遊具の敷地南側野外ステージへの集約、公園機能の拡充、建屋正面部分の駐車場整備などを予定しており、20年度中の事業完了を目指す。第2期事業では、既存ふるさとセンターの解体撤去、既存擁壁の解体、造成と再整備、センター・飲食棟の新築、駐車場とバス停の整備、敷地北側アスレチックへの防災施設整備、敷地北側の旧テニスコートに加工場機能の拡充、娯楽、滞在施設の整備などで21年度以降に順次着手するとしている。
所在地は弘見2610で、オープンは1992年。
地域活性拠点化基本構想・基本計画策定支援は相愛(高知市)が担当。
提供:建通新聞社