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　愛知県産業労働部は、高等技術専門校の再編・整備で、岡崎高等技術専門校の校舎を建て替える。これに向けて基本設計をアール・アイ・エー名古屋支社（名古屋市中村区）に委託した。２０２４年春ごろの新校舎供用開始を目指し、整備を進める。
　同部は、高等技術専門校の施設整備と組織の統廃合・再編を一体的に進めている。岡崎高等技術専門校（岡崎市美合町平端24）は、18年度末で廃止する高浜高等技術専門校（高浜市碧海町４ノ１ノ６）を統合し、三河高等技術専門校（仮称）とする方針。これに向けて校舎の建て替えなどを行う。
　敷地の西側を第１期、東側を第２期として既存の校舎を取り壊し、２棟に集約して新設する。新設する校舎の規模は設計の中で決めるが、コースの再編に伴い、延べ床面積８３５５平方�b程度が必要だとしている。敷地の南東にある機械実習棟と電気実習棟については継続使用する。
　第１期の敷地西側には現在、本館、人材開発センター実習棟・教室棟、視聴覚教室棟、旧寄宿舎、旧プロパン庫、車庫、変電室などがある。また、第２期の敷地東側には、機械実習場西棟・東棟、溶接実習場、板金実習場、塗装実習場、電気工事実習場などがある。全体の敷地面積は２万３４５９平方�b。総延べ床面積は７８３６平方�b。
　岡崎校に統合し廃止する高浜校は、19年度以降に校舎の取り壊し設計を行う。取り壊し後の跡地については、売却も含めて今後の方針を検討していく。同校の敷地面積は４万０３４１平方�b。総延べ床面積は９２５１平方�b。
　また、今回の再編に伴い、東三河校（豊川市一宮町上新切33ノ４）は三河高等技術専門校豊川校（仮称）とする。同校では、本館などの耐震改修工事をすでに発注している。

提供：建通新聞社