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北陸工業新聞社
2018/07/11

【新潟】新規着手、7億7700万円/都計道路宮林岩原線(湯沢)整備/県土木部 

 新潟県土木部都市整備課は、防災・安全交付金事業で計画する都市計画道路3・4・14宮林岩原線整備について、18年度から新規着手する。事業費は7億7700万円。
 広域幹線道路である関越自動車道、国道17号を補完するとともに、都市計画区域内の交通の円滑化を図る都市内幹線道路。この区間は湯沢町のすべての保育園(5園)や小中学校(小学校5校、中学校1校)を統合した全国初の保小中一体の公立学校湯沢学園に隣接し、通学・通園に利用しているほか、鉄道駅が立地。一部の車道幅員や路肩が狭く、朝夕ピーク時では自動車交通の支障となっている。また、歩道幅員が狭あいのため、歩行者の安全確保が困難な上に交通量の多い登下校時間帯での危険性が懸念され、通学路緊急合同点検において要対策個所に位置づけられている。地域住民が安全で円滑に通行できる道路空間を形成するため、車道幅員や路肩を拡幅するとともに、堆雪スペースを拡大し冬期交通環境を確保する。
 計画によると、延長は700メートル、幅員が6・0(16・0)メートル。18年度から2カ年で路線測量や詳細設計、用地丈量測量、物件調査、用地補償に着手。また、20年度から道路改良工事を推進していく。施工地は湯沢町神立地内。順調にいけば24年度の完了を目指す。

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