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大阪府内の経営事項審査受審企業最新データからの各種１００社ランキングによると、「土木一式総合評定値（Ｐ点）」を持つのは全４０８４社で、トップ３は、奥村組（大阪市阿倍野区）１８３４点、鴻池組（大阪市中央区）１８１９点、大鉄工業（大阪市淀川区）１７４５点となった。続いて竹中工務店、錢高組、淺沼組、大和ハウス工業、奥村組土木興業、きんでん、積水ハウスまでがベスト10に入った。
　昨年同時期と比較すると、昨年２位の奥村組が評点を66点アップして首位となったが、トップ10の顔ぶれはほぼ同じだった。
　トップ１０１社（同点企業があるため）の主工種は、土木一式46社、建築一式28社、とび・土工・コンクリートと電気が各５社、機械器具設置と管が各４社、鋼構造物と電気通信が各２社、舗装、水道施設、清掃施設、熱絶縁、塗装が各１社となっている。トップ10社のうち、主工種が土木一式は２社のみで、１位の奥村組を含めて７社の主工種が建築一式だった。
　土木一式工事のＰ点とＹ点の分布状況を見ると、Ｐ点１５００点以上の８社はＹ点が全て１１００点以上だった。この中では唯一、大鉄工業が１３００点を超えた。Ｙ点１３００点以上の企業が最も多く分布したのは、Ｐ点１０００点以上１１００点未満の区分と、８００点以上９００点未満の区分で、３社ずつあった。
　今回のデータは、ＣＩＩＣ（６月25日時点）で掲示されている情報から抽出。情報提供はＪＭＥ。