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建通新聞社(東京)
2018/07/12

【東京】武蔵野大学 有明南に大学・大学院新設

 武蔵野大学(江東区)は、有明キャンパスの隣接地に大学・大学院を新設する。東京都港湾局が公募していた「臨海副都心有明南J1区画」への進出事業者に決定したことから、都から用地を買収し、地下1階地上6階建て延べ約7400平方bの規模の施設を建設する。
 有明南J1区画は、武蔵野大学やTOC有明、東京ファッションタウン(TFTビル)などに囲まれた江東区有明3ノ1ノ13の敷地1834平方b。
 同大学ではこの敷地を13億8000万円で買収し、学部の新設や既存学部の有明移転に伴う新校舎を建設する。規模は地下1階地上6階建て延べ7443平方b。隣接する既存キャンパスとともに、総合大学として人材育成機能や教育研究機能、地域貢献機能を担うハブ拠点とすることを目指し、講義室や研究室、地域開放ラウンジなどを配置する。周辺の土地地用や歩行者動線に配慮し、広場状空地や歩道状空地といったオープンスペースも整備する。
 敷地は現在、深川消防署有明分署の仮設車庫として利用としているため、都による撤去完了後(10月以降)に取得し、工事に着手する。2020年12月までに完成させる。用地費を含む初期投資額として約59億円を見込んでいる。

提供:建通新聞社