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日本工業経済新聞社(群馬)
2018/07/11

【群馬】県機械設備工業会と県電設協会が合同で県と意見交換会を開催

群馬県機械設備工業会(串田紀之理事長)と群馬県電設協会(阿久澤茂会長)は10日、群馬県公社総合ビルで県県土整備部建築課、県教育委員会管理課と意見交換会を開催、両会の幹部と県土整備部建築課の佐藤雅彦課長や教育委員会管理課の杉田琢己建築主監などの関係者が一堂に顔を揃えた。県からは2018年度の建設公共事業について説明があり、両会からは業界の現状と要望を提出、活発な意見交換となった。
冒頭、串田理事長は「課題が山積しているが、課題解決のため、ご指導をいただきたい」と呼び掛けた。佐藤課長は「人材確保と育成は喫緊の課題となっている。労働条件を着実に推進していくことが重要。また、業界の活性化を推進し、事業量の確保に取り組んでいきたい」と意気込んだ。この後、杉田建築主監もあいさつに立った。
群馬県機械設備工業会は◇分離発注工事の現場共益費(賦金)に関する県としての認識とガイドラインの作成について◇積算に関する基準の公開について◇工事適正価格推進のための分離発注の推進について−を要望。群馬県電設協会からは◇週休2日制工事などに対する県当局の考え方◇建設物価に掲載されていない積算単価の取り扱いについて◇域内事業者の活用について−要望した。
両会を代表して阿久澤会長は「細部までご教授いただきありがとうございます」とあいさつし閉会した。