「熊本県建設企業の魅力発見フェア〜くまもとのみらいをつくる〜」が6日、グランメッセ熊本であり、県内企業65社と4団体は、高校生や先生、保護者など約600人に建設業への入職を呼びかけた。県は毎年11月頃、高校1・2年生向けのガイダンスで建設産業界の魅力を伝えており、今回、就職活動中の3年生を中心に企業を知ってもらおうと初めて企画し、14校が参加した。
宮部静夫熊本県土木部長は「熊本の宝である皆さんの力が本当に必要です。いろんなコーナーを回って話を聞いて魅力を発見し、これからの熊本、日本のものづくりを担ってください」と呼びかけ。冨坂建設の冨田由衣副社長は「女性の働き方について考えよう」、九州地方整備局の天方正彦建設産業調整官は「未来をつくる君たちへ」と題して講演した。
会場には▽企業個別相談ゾーン(専門・建築・土木)▽スペシャリストエリア(職人による技術指導)▽復興コーナー(震災復興に対する建設業の取組紹介)▽女性コーナー(建麗会による相談等)▽未来ゾーン(ICTの紹介等)―が設けられ、生徒らは興味のあるブースを自由に回り熱心に話を聞いていた。
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