国土交通省名古屋国道事務所は、国道19号勝川橋など管内106橋の補修に向けた設計に着手する。本年度内に設計をまとめ、2019年度以降に工事を発注する計画だ。設計業務は、第一〜第四出張所管内分と豊田・岡崎国道・東三河維持出張所管内分とに分け、入札手続きを開始した。19年3月15日までに設計成果を得て工事の発注に備える。
国道1号は、梅田橋(単純非合成鈑桁橋2連、橋長70b)など2橋で、いずれも東三河・岡崎国道維持出張所管内の橋梁。
国道19号は、天神橋(上り・下り、鋼3径間連続非合成鈑桁橋、橋長137b)や勝川橋(上り、鋼3径間連続鋼非合成箱桁橋+鋼2径間連続鋼非合成箱桁橋、橋長301b)など4橋が対象。
国道23号は、新幹線跨線橋(上り・下り、単純非合成鈑桁橋、橋長34b)や共和高架橋(上り・下り、鋼2径間連続非合成鈑桁橋2連+鋼3径間連続非合成鈑桁橋2連+鋼2径間連続非合成鈑桁橋5連、橋長412b)など72橋で、第一〜第四出張所管内が35橋、岡崎国道・東三河維持出張所管内は37橋ある。
国道41号は、新川中橋矢田川橋(鋼5径間ゲルバー鈑桁橋、橋長181b)など9橋。
国道153号は、諸輪橋(上り・下り、上りは4径間連続PCポステンT桁橋+2径間連続PCポステンT桁橋、橋長170b)など6橋で、第一〜第四出張所管内が2橋、豊田維持出張所管内は4橋。
国道302号は、五条川大橋(上り、鋼2径間連続鋼非合成箱桁橋+鋼3径間連続非合成鈑桁橋3連、橋長407b)など7橋を補修する。
国道155号は、本町跨道橋(上り・下り)など6橋。
床版や桁、下部工のひび割れや剥落、亀裂、塗装劣化に対応し、注入工や断面修復、当て板補強を行う。支承腐食の塗装やり直しや支承下コンクリート補修、伸縮装置の取り換えまたは止水処理などの補修の詳細を決める。
改修の部位別は、床版28橋、桁70橋、支承36橋、下部工51橋、伸縮装置48橋、排水装置7橋、防護柵など4橋、舗装5橋。
提供:建通新聞社