日本工業経済新聞社(群馬)
2018/07/10
【群馬】日本下水道管路管理業協会関東支部群馬県部会と県が意見交換
県と日本下水道管路管理業協会関東支部群馬県部会(森田岳志部会長)との意見交換会が5日、玉村町の県下水道総合事務所で行われた。県からは、下水道総合事務所の木村正明所長や下水環境課の塚越保典課長らが出席し、情報共有や課題解決に向けてディスカッション方式で意見交換を行った。
木村所長は「管路内での作業は特有の危険性がある。日ごろより災害対策について協会をあげて取り組んでいただいているが、改めて安全対策を徹底してほしい」と呼びかけた。
続いて森田部会長は「意見交換も今回で16回目。県とは、全国でも2番目と先駆けて災害支援協定を締結させていただいた。市町村とも協定締結を進めており、今後も広げていきたい」と話した。塚越課長は「県だけでなく市町村の下水道管路は多く、老朽化が厳しい状況。行政だけでなく業界からも意見をいただき、一緒になって対応していきたい」と述べた。
意見交換は、管渠更生の実施設計における調査や管路施設の耐震化・長寿命化対策などを議題に行われ、現在の状況や今後の見通しなどについて話し合われた。