枕崎水産加工業協同組合は、再資源化処理施設の移転新築を計画。このほど、一般競争入札を実施した結果、岩田組・長野建設・今給黎建設・森建設JVが落札した。7月中には着工し、2019年夏ごろの完成を目指す。入札には他に1JVが参加した。
建設地は同市仁田浦地区。老朽化等に伴い、枕崎港内から移転新築する。当初計画によると、建物規模はS造2階建1858u、管理棟がS造平屋建て99uを見込んでいる。実施設計は前迫設計(鹿児島市)が担当。
再資源化処理施設は、DHA原料油(健康食品用)、残さい油(養鶏用飼料)、ソリュブル(魚油除去後の濃縮液、農業用液体肥料)、魚粉等(養殖用飼料)の生産を予定。処理能力は64t/8hとしている。
新施設は、水産庁の浜の活力再生施設整備事業の補助を活用して整備する。