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鹿児島建設新聞
2018/07/09

【鹿児島】防衛省奄美新駐屯地、瀬戸内地区敷地造成/今月、3件を公告へ

 防衛省が進める奄美新駐屯地は、2017年度から建物整備に着手している。瀬戸内地区では、敷地造成を一般競争入札により、発注手続き中や計画を含めると5件ある。そのうち3件は、3億円以上6.8億円未満の工事規模で、7月27日に公告を予定している。今後、隊庁舎や宿舎等の建築も進め、付帯設備の設置も進めたいとしている。また、奄美地区では訓練施設等が残事業となっている。
 入札手続き中の地中式の貯蔵庫A(RC造約1000u)新設に向けた物件は、工事規模が10億円以上20億円未満。その2は6.8億円以上10億円未満の規模を見込んでいる。工期は5件とも30カ月となるもよう。
 整備内容をみると、奄美地区(敷地面積約30ha)では、隊庁舎2棟や訓練施設(RC造平屋建て約9000u)、食厨・浴場・厚生施設・体育館(同3階約2600u)、立体駐車場、倉庫、車両整備場外29棟(RC造またはS造約4から2100u)を予定している。
 そのうち、隊庁舎のA(RC造地下1階地上4階約9200u)とB(同4階約6700u)、貯蔵庫A(同平屋建て約400u)、整備場B(同平屋建て約770u)、宿舎2棟(同6階約3800uと同5階約2000u)、医務室(同平屋建て約510u)などの建物で建設が進む。
 瀬戸内地区(敷地面積約28ha)では、隊庁舎や体育館(RC造2階約1500u)、倉庫、食厨・浴場・厚生施設、車両整備場外26棟(RC造またはS造約4〜1200u)が計画されている。
 現在、隊庁舎(同2階約5700u)や整備場のB(同平屋建て約860u)とC(同平屋建て約310u)およびD(同平屋建て約330u)、厚生施設(同平屋建て約620u)、宿舎A(同5階約2600u)等が建築中。今後、施設が完成していくと、構内道路等の周辺整備に移る。

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