鹿児島市は、吉野第二地区土地区画整理事業の事業計画決定に向けた手続きを進める。計画案の地元説明会を7月22日に予定しており、施行条例議案を9月議会に提出。10月から11月ごろに公告・縦覧と意見書提出を実施したあと、県知事の事業認可申請を経て、順調にいけば2018年度中の事業計画決定を見込む。
計画案によると、施行区域は吉野町および大明丘3丁目の各一部で面積は66.5ha。施行期間は18年度から40年度までで、工事は24年度に開始し38年度にかけて進める。平均減歩率は21.12%、移転棟数は約1200棟。総事業費は453億円と試算した。
設計概要をみると、都市計画道路の総延長は3840m。内訳は、館之馬場通線(L1649m×W25m)、坂元寺山線(L415m×W16m、L389m×W13m)、帯迫中通線(L184m×W13m)、新堀松十文字線(L641m×W13m)、新堀木治屋線(L562m×W12m)。
区画道路は、総延長1万4779mで幅員は6〜12m。特殊道路は総延長243m、幅員4m。公園は、御召覧公園と1号〜5号街区公園の総面積2万284uを整備する。
このほか、公共下水道事業で1号〜6号幹線水路(5366m)も計画している。