県障害福祉課は、日置市伊集院町にあるゆすの里職員宿舎跡地等を一般競争入札で売却する手続きに入った。面積は3万3170.11u。申し込み期限は7月13日(持参は17日午後3時)まで、入札日は8月1日午後3時から。最低売却価格は2億7000万円を設定している。
ゆすの里は、1976年に肢体不自由児、肢体不自由者更正施設を県立として設置。2011年には、県社会福祉事業団に民間移管を行い、15年5月に土地を縮小して全面改築が行われた。
その後、残った土地とグラウンドの計4万1589.62uは、健康増進施設の運営等を行う望(鹿児島市)に2億9060万7000円で17年第4回定例会において処分している。
売却する対象部分は、同市伊集院町妙円寺1丁目1−3外。用途地域は第一種と第二種の中高層住居専用地域で建ぺい率が60%、容積率は200%。土地の一部には、2m以上の高低差があり、上水道の引き込みがない。
このほか、保健医療福祉課では、鹿屋市打馬1丁目の鹿屋病院跡地(1万2764u)や看護師宿舎(男子)跡地(1609u)、同市新生町にある旧鹿屋病院住宅跡地(2997.51u)などを売却する。