ひまわり・太陽光システム(近藤昌良社長)は、志布志市のサンポートしぶしアピアの隣接地に(仮称)ホテル志布志の建設を計画している。投資予定額は約8億円、新規雇用者は約10人を予定。設計は大和ハウス工業と福満設計が担当、7月2日にも大和ハウス工業で起工式を行い、2019年4月オープンを図る。
建設場所は、志布志町志布志3丁目3133−440。敷地面積は1882.93u。建物規模はS造5階建2080.25u。宿泊特化型ホテルで客室数はシングル92室、ツイン4室、身障者車椅子型1室の計97室。1階にはテナント1店舗を誘致する考え。駐車場は52台分を確保する。
特長は、断熱や昼光利用を目的とした高性能建材や太陽熱を利用した高性能設備機器を採用し、国が推奨するZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の基準を満たすことで、環境にやさしいホテルを目指す。年商は1億2000万円を予定。
同社は、15年に設立。鹿屋市串良町を皮切りに現在、大隅半島内に3カ所の太陽光発電所を所有。進出は、志布志港の港湾機能の拡充によるビジネス客の増加と、フェリーさんふらわあを利用した観光客の増加、県が整備したいる陸上競技に特化したジャパンアスリートトレーニングセンター大隅などが決め手となった。