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鹿児島建設新聞
2018/07/22

【鹿児島】屋久島町クリーンサポートセンター建替え/必要性を判断へ、建設なら来年度規模探る

 屋久島町は、宮之浦にあるクリーンサポートセンター建て替えの検討を開始した。2018年度は、各団体や市民らを交えの新施設の必要性を審議する。仮に建設が妥当となれば、19年度から施設の性能や規模などの検討に入る。
 所在地は、同町宮之浦1312−21。敷地約5.1haに炭化・電気溶融施設やリサイクルプラザ、最終処分場などがある。
 同センターは05年から運用を開始し、可燃ごみは、ごみから炭をつくり資源の循環を図る炭化施設(14t/16h、外熱式ロータリキルン)と水力発電を利用する電気溶融施設(4.4t/16h、プラズマ式電気溶融)で処理をしている。
 国内に導入例が少ないため維持管理費の負担も大きいほか、たびたび不具合も生じているのが現状。18年度は、市民らから挙がった意見を取りまとめ、施設整備の是非や処理方法などの議論を重ねる。

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