中央町19・20番街区市街地再開発における、商業・業務用駐車場(自走式立体駐車場)建設の概要が明らかになった。建物は8階建てで、延べ床面積は約1万u。2019年春に着工し、20年夏の完成を目指す。
同駐車場は、鹿児島市中央町16番街区の一部で、市道甲南通線沿いの福岡銀行鹿児島支店の対面に建設。約250台を確保するほか、託児所や店舗、事務所などで構成される複合施設となる。18日に開かれた同市議会定例会個人質疑で、小森孝文議員(自民党新政会)の質問に坂元浩建設局長が答えた。
再開発ビルは、21年1月の完成を目指しこのほど着工。20年10月までには1・2階の商業施設、アミュプラザ鹿児島プレミアム館から、同ビルを経由して南国センタービル前歩道をつなぐペデストリアンデッキ、商店街通路を先行オープンし、フルオープンは21年4月以降を予定している。特定事業代行者は、南国殖産を代表者とする共同企業体で、設計は三菱地所設計・東条設計・竹中工務店JV、施工は竹中工務店が担当。