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　知名町は、庁舎の建て替えを計画している。７月にも基本計画検討委員会を設け、規模や候補地などの審議に入る。また２０１８年度内にも基本構想を策定し、19年度に設計に着手したい考えだ。
　これまでに、17年度に検討委員会を設置し庁舎の現状や課題などを審議。７月から次のステップとして、基本計画検討委を町民会議内に設け、候補地の選定や事業費の概算などの基本構想を取りまとめる。
　所在地は知名３０７。１９６３年１月に竣工し、築後55年が経過している。建物規模は、本館がＲＣ造３階一部２階建約１７００�uで、敷地内にＲＣ造２階建約３４０�uと同約２４５�uの別館などがある。19年度には基本・実施設計を行い、20年度に建設に移りたいとしている。
　このほかの大島群島では、徳之島町が新庁舎建設に向け19年度にも基本設計に着手する。18年度に庁内での検討委員会を設置するほか、外部による検討委員会も立ち上げる。住民説明会を経て基本設計、実施設計に移り、20年度にも本体に着工して21年度の完成を目指す。
　宇検村では、庁舎建て替えを前提に検討委員会で審議。18年度内にも基本構想案を取りまとめ、村長に答申する方針だ。順調に進めば20年度以降の本体着工を目指す。