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　姶良市の２０１８年度一般会計６月補正予算案は11億１９８０万１０００円を追加、累計総額３００億５３７２万１０００円となる。当初予算が骨格編成だったため、普通建設事業費などを肉付けした。主なものは、フットボールセンター整備（工事請負費６億９５００万円）や社会資本整備総合交付金事業（同１億９６００万円）などを盛り込んだ。
　仮称・姶良フットボールセンターは、総合運動公園内の陸上競技場の天然芝化や多目的広場の人工芝化、クラブハウス改修などを計画、18−19年度の２カ年で整備する。人工芝グラウンドには防球フェンスや夜間照明施設を設置する。
　社会資本整備総合交付金事業は、桜島ＳＡスマートＩＣで舗装工や転回広場整備、上りＯＦＦランプ、市街地案内標識板設置を推進するほか、木田本通線（Ｌ１００ｍ）や岩原本通線などに経費を計上。同事業・街路では、帖佐駅前広場の基本計画策定や朝日町通線改良に伴う調査などに着手する。
　このほか、黒川岬展望公園整備に工事請負費約４３００万円を充て、加治木地区まち歩きコースや観光ルートの拠点として整備。複合新庁舎建設は、庁舎整備に関する市民の認識を深めるため、広報用リーフレットを作成・配布し実現に向け慎重に進めていくこととした。