日置市は、吹上浜公園人工芝サッカー場(仮称)の実施設計を大福コンサルタントに委託した。また、6月補正予算案に工事請負費2億8176万円を計上し、基礎と造成等に着手する。発注時期は未定だが、工期を6カ月程度と見込んでおり、2018年度と19年度に分けて整備を進めたいとしている。同設計の期限は9月28日までを予定。
建設地は、吹上町中原の同公園陸上競技場北側にあった旧吹上浜キャンプ村の隣接地(約3万2000u)。
基本計画によると、メーンとなる人工芝サッカー場は2面合わせて1万7883u、人工芝フットサルコート(ウオーミングアップ場)が2面で1848u。駐車場は一般300台、大型バス専用10台を予定している。
このほか、サッカー場の周囲にジョギング走路を設けるほか、照明を4基設置。トイレ(2基)には手・足洗い場を併設し、管理棟(クラブハウス)を設ける。
整備は、人工芝を温度抑制チップで敷設することを仕様書に盛り込むほか、サッカー場専用ではなくグラウンドゴルフや幼稚園・保育園などの運動会が利用できる施設とする。
同計画による総事業費は5億3000万円で、19年度の完成を目指す。