トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2018/07/09

【富山】17年度総計は6%増、1001億円/県建設業協会の会員受注動向/第4四半期で18%減 

 富山県建設業協会がまとめた、17年度(平成29年4月〜平成30年3月)における土木・建築の元請受注高累計(総計)は、1001億円となった。前年同期と比べて52億円(6%)の増加。
 同協会の受注調査を基に取りまとめたもの。それによると、公共・民間別では公共が538億円で、37億円(6%)の減少、民間は463億円で89億円(24%)の増加となっている。
 地区別では、東部が556億円(7%増)、西部が377億円(2%減)で、県外は67億円(64%増)。
 一方、第4四半期(平成30年1〜3月)の受注動向によると、土木・建築の元請受注高総計は254億円で、前年同期と比べて57億円(18%)減少した。
 公共・民間別では、公共が143億円で70億円(33%)の減、民間が111億円で13億円(14%)の増と、公共では減少したが、民間は増加した。県外受注高は公共3億円(48%減)、民間9億円(122%増)となり、県内・県外ともに民間は好調に推移した。
 地区別受注状況は、東部地区が公共19%減・民間21%増となり、地区合計で7%の減少。西部地区は、公共49%減・民間4%減となり、地区合計で34%の減。
 県内の合計額は、公共66億円(32%)減、民間9億円(9%)増の242億円と、東部地区の民間を除き、いずれも前年を下回った。西部地区は、公共・民間ともに減少している。
 土木・建築別の受注状況は、土木が145億円で、前年同期比41億円(22%)の減。このうち、公共は133億円で32億円(20%)の減となり、民間は12億円で9億円(45%)の減。
 建築は110億円で、昨年同期比14億円(11%)の減。このうち、公共は10億円で38億円(78%)の減、民間が100億円(24億円増)で推移している。

hokuriku