小山町は、新東名高速道路(仮称)小山パーキングエリア(PA)周辺地区土地利用事業を進めるため、公募型簡易プロポーザル方式で企画提案を募集する。募集要項などの説明会を7月9日に実施した上で、参加表明書を9〜17日まで受け付ける。
企画提案書の受付期間は7月18日から8月17日まで。8月22日に審査委員会を開き、事業協力予定者を選定する。開発基本協定の締結は27日に予定。造成工事着手は2019年4月、建築工事完了は21年3月、営業開始は21年4月を見込んでいる。
応募者の資格要件は、同事業用地の造成を行うとともに、モータースポーツ関連産業の集積と宿泊施設や地域振興施設、国際文化交流施設などの建設、運営を行うことが可能な企画力、技術力および経営能力を総合的に有する民間事業者とする。事業実績は提案内容と同程度の造成(主要区画・道路・緑地の基盤整備などを含む事業)を有すること。土木一式工事の特定建設業の許可―など。
同周辺地区の所在地は大御神字小玉沢106ノ1他。面積は約27f。現況は山林や原野で、市街化調整区域(建ぺい率60%、容積率200%)。
20年に町内の新東名高速道路が開通、同PAが整備され、その上下線に(仮称)小山スマートインターチェンジが設置される。事業地は静岡県内陸フロンティア推進区域に指定されており、PAに隣接している交通の利便性を生かして、富士スピードウェイの「門前町」として、同町が事業主体となってモータースポーツ産業を先導する土地利用事業を推進する。
問い合わせ先は未来拠点課 電話0550(76)6129。
提供:建通新聞社
(2018/7/6)
建通新聞社 静岡支社