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　北陸三県建築設計監理協同組合協議会の第４９回通常総会は６月２９日開かれ、業務報酬の適正化や技術研修で事務所力一層の向上を図るなど継続する運営方針を再確認し、１８年度の事業計画などを審議了承した。福井市中央３丁目の福井浜町開花亭（登録有形文化財）で＝写真上下。
　総会では会長の荒木修氏（石川会）が挨拶し、議長も務め議案審議。１７年度の事業報告と収支決算、および１８年度の学術研修会や講演会等に取り組む事業計画案と収支予算案を原案通り了承。今後も益々会員相互の親睦を図り、情報交換などを推し進めたい考えだ。
　懇親会では１８年度の会長に選任された福井会の木村憲一氏が福井大震災から７０年周年の今年の意義深さや北陸新幹線にむけた抱負等もまじえ挨拶。富山会の藤井均副会長が乾杯した。スピーチは富山会の堂田重明氏（富山県建築士事務所協会長）と福井会の木下賀之氏（福井県建築士事務所協会長）が行い、荒木修副会長が中締めした。
　なお総会前には開花亭並びのグリフィス記念館や隈研吾氏設計の惣菜店・開花亭ｋｕｒｉ−ｙａ厨とモダン割烹の開花亭ｓｏｕ−ａｎ（草庵）なども見学した。

　１８年度役員　敬称略
会長　木村憲一　木村建築事務所　福井会
副会長
藤井均　創建築事務所　富山会
荒木修　アラキ建築設計事務所　石川会
理事
稲葉伸一　三四五建築研究所　富山会
中川潔　中川建築設計事務所　富山会
番下紀美夫　ＶΛＮ建築事務所　石川会
山下憲三　ＭＡＣ建築研究所　石川会
松山憲雄　環境システム設計　福井会
瀬戸川信之　アーキズム建築設計事務所　福井会