愛媛県は、林業研究センターにCLT研究棟を新築するため、建築(衛生設備を含む)を9月、電気設備を10月に2分離で発注する。
規模は鉄骨造平屋198平方b。設計はシアテック(新居浜市)が担当している。場所は久万高原町菅生2番耕地280ノ38。事業費は2017年度2月補正予算で2億円を予算化している。
新たな構造用建築資材として注目を浴びているCLTは、中高層建物の建築が可能であり、住宅などの小規模な建物での利用も含め、大量の木材が使用されることから、県産材の需要拡大につながるものとして、県も期待している。そのため、CLTなどの木構造の強度を実物大で確認する研究棟を整備する。
提供:建通新聞社